Microsoft Windows XP Home Edition

少し使ってみて、ソフト編。 まったく同じハードウエアで旧OSと比較したのではないため、相対的な評価ではなく、主観的な絶対基準での評価であることをはじめに断っておきます。
ノートという特にディスク周りが遅いマシンであることもあり、全体に動作が重い可能性を危惧していましたが、自作機Lvまで常駐を削り、画面をクラシックモードで表示させ、情報表示系以外のエフェクトを可能な限り切ることで、予測よりも軽快に動作させることができているようです。 各種詳細設定をWindows 2000 Proと大差ない感覚で変更することができる点もプラス。 Windows NTの血を引いているだけあり、現時点ではエラー等もでず、かなり高い安定性を持っているようです。 ただHome Edition故か、タスクマネージャの動作強度がWindows 2000 Proに比べて低いような気がします。 セキュリティ関連の設定を細かくいじろうとすると比較的深いところまで行かないと設定できない点もマイナス。 Administrator権限でログインしている場合はもう少し設定をいじりやすくしてもいいのではないか。 個人的にXPの機能で一番よいと思った点は、Internet Explorer等のウィンドウに表示されるツールバーを任意の位置で固定できる点。 移動のため(?)のタブが省略されることで表示スペースを効率よく利用でき、誤ってバーを移動させて(結構誤操作が多いもので・・・)元に戻す手間もなくなります。
またソフトではありませんが、ノートのキーボードの悪い点を少し。 Delキーが端っこにある上に小さい。 カーソルキーが上下につぶれたようになっていて押しにくい。 このカーソルキーの幅を確保するために右側のAlt,Ctrlキーが圧迫されて幅が狭くなっている。 ファンクションキーが12個すべて密接しており、一度見て確認しないとどれがどれだかわかりにくいため、慣れるまでかなり時間がかかりそう。 Escキーと半角/全角キーが密接している上にEscが小さいため、意識しないと押し間違えることがある。 また意識するとそれはそれでTabも含めて間違えるw PgUp,PgDnなどの機能キーがFnキーと同時に押して初めて動作する形式なので、デスクトップキーボードよりも手間がかかる。 インターネットボタンやメールボタンはいらないから、少々独自配列になってでもこのあたりのキーをちゃんと配置してほしいと思う。 今のところ必要な事態にはなっていないが、リセットボタンが無いのはなんとなく慣れないかも。 まぁ自作機でもリセットボタンなんて使ってないんですけどね。