マイナーチェンジ

腰痛が痛い。
という訳で死亡しています。1年以上ぶりのTommiです。

さて、車ネタ(チャリ含む)の大半をみんカラに持っていったせいでこっちはオトネタblogに一瞬なりかけたわけですが、公約通り(?)一巡して聞き専になりますたw

で、今回。WindowsXPのサポートも終了し、やっと重い腰を上げシステムを更新して、いろいろ闘うのにも飽きた(ぇ)ので珍しくはてなを更新してみます。
といっても、自作機を1から組み直したわけではなく、基本OSの更新のみです。
どうせ3Gbpsしか出ないし(マザボがGA-EP45-UD3R)遅いのでいいやと、Plextor M5S SSD 256GBを新OSブート用に増設、他には一切手を付けずにWindows8.1Pro Update1 64bitを突っ込んでみますた。
WindowsXPの入っていたVeloci Raptorも中身に手を付けていないので、BIOSでブート順いじるだけでなんちゃってデュアルブートですw

なんというか、、、うん。使いづらいとかいろいろケチの付いているらしいWindows8ですが、要は慣れの問題でフツーにWindowsデスネこれ。
一瞬迷ったけどコントロールパネルは普通に出てくるしコマンドプロンプトも使えるし。。。
とりあえず電信八号とか何も考えずに移植してみたけど普通に動くし、スタートメニューの使い勝手にさえ慣れちゃえばどうってことはない。
個人的にはWinamp + Maiko plug-in + WASAPI Exclusive Modeが32bit 192kHz outputでしれっと動いてるあたり結構高得点だったりwハイレゾ対応ですよハイレゾwww
まぁ鳴らしてるのは16bit 44.1kHzのソースばっかりなんでアップコンバートで逆に音質劣化してる説もあるけど(アヒャ

//Windows8.1Pro Update、DSP版を買ったらおまけがついてきた、、、歌ってるのはななみとクラウディアでゆう&あいは表紙だけ?というか、中身CDDA1枚に対して箱デカくね?w?
//ここまでやるならあともうちょいでかくしてDSP版の紙パックが入るようにしておけばいいのに(ぉ

HPAその後

最近音ネタばっかですが、仕様です(ぉ
一巡して飽きたらパッタリ止まりそうな気もしますがwww

で、八潮の秋月になんとなく行ったついでに、オペアンプを買ってきますた。
ソケットで簡単交換なオペアンプ、手を出すと使いもしないオペアンプコレクションが無駄に増えるのが目に見えていたので、ここだけは手を出さないでおこうと自制していたのですが、結局無理でした(爆
買ってきたのはNational SemiconductorのLME49860NA。LHPAのキット標準品LME49720NAと同じメーカーですが、"高耐圧品"です。
±6V駆動(LHPAの仕様上、トランジスタか回路定数を変更しないとこれ以上の電圧は掛けられない。一般論として、オペアンプの駆動電圧としては低め)で高耐圧なんてオペアンプ、まともに動かなかったらどうしよう(笑)な感じだったのですが、あっさり動きました。まぁ49720(電圧レンジ±2.5〜17V)を49860(電圧レンジ±2.5〜22V)に載せ替えてるので、まぁ動くのは当然動きますよね。
"まともに"というのは主に音質面を気にしていたりもするのですが、自分の趣味嗜好に基づく評価としては期待以上に良好な結果が得られました。以下エージング概ね100時間付近での印象。

オリジナルの49720も目立つ癖はなくクリアなバランスの取れた音で特別不満があったわけではないのですが、一部のPOPS等マスタリングの微妙な音源では低域のピークが目立つ印象も。。。に対し49860では中低域の厚みがわずかに増えたことと高域の伸びが一段良くなった様で、バランス・解像度共に一段向上した感じです。
SILMICの艶というか響きにも合うように個人的には感じます。やや癖のあるコンデンサに対してオペアンプが癖の上塗りをしていない為、しつこくなりすぎておらずうまくキャラクターが共存できているかな、と。
ATH-A55の蒲鉾特性の裾野を綺麗に広げたような状態なのでしょうか。ピーク感(というか低音の厚み感?)を伴うキャッチーな音ではなくなったので人によっては地味で特徴のない音になったと感じるかもしれませんが、自分はこの絶妙なまとまり感、好きです。

//というかLME49720、実は意外と低音をしっかり出すタイプだったのね・・・"円やか"とか"優等生"みたいな書き方をされていることが多いような印象があったのでてっきりフラットなピークのない音を出すタイプかと思っていたら。。。

続・苦労と試行

ただでさえ苦労と試行を強いられる事の多い玄人志向ブランドのサウンドカード、CMI8787-HG2PCIを買ってみたのは前回の記事に書いた通り。
で、わざわざ普通はしなくても良い余分な苦労と試行まで行ってみましたwww

具体的には、オペアンプ&ケミコンを換装。
結果はこんな感じ。

オペアンプは標準搭載品のNJM4580(基板のプリントではNJM4580Vとなっていますが、実際に載っているのはEMP8パッケージのNJM4580Eのような気がする)から、J-FET入力の"ハイエンドオーディオ用"オペアンプMUSES8920に。(ハンダ付けが超汚いのには目をつぶってくださぃ(>_<;)
ケミコンは、標準で低ESRコンが載っているC33&C1にはニチコンの固体高分子コンのLG、それぞれ470uF->820uF、220uF->470uFの耐圧16V(変更なし)品を。それ以外の標準で日ケミKYが載っている箇所には総UTSJ仕様に。
標準搭載の日ケミKYは耐圧50V品が使用されていますが、これは使用されている容量が標準品としてカタログ掲載されているのが耐圧50Vのみである点から、調達コストを理由とした選択である事は明らかであり、また前回の記事にも記載した通り電圧はかかっても12Vの為耐圧は16Vもあれば十分、と判断し耐圧16V品に載せ替えています。オペアンプ用電源のC25&C28のみ容量を10uF->22uFに拡大し、他の箇所については容量は変更なし。

それと、ノイズシールドは撤去しています。
コスト的な理由でしょうが、シールドが鉄でできており、オーディオ的には必ずしもプラスでは無さそうな気がしたので・・・表面に保護用のフィルムが貼り付けられているものの曲げの部分が破れ外観上美しくない&フィルムの破れた部分が錆び始めているのも気になり・・・
撤去前と比較試聴したわけではないのでなんとも言えないのですが、撤去しても聴感上の気になるノイズなども特に無いですし、おそらくこのままにすると思いますが、もしかしたらそのうち気が向いた時にホームセンターで銅板を買ってきてシールド自作するかもしれません。。。

音は、とりあえずノーマルのCMI8787-HG2PCIと比較して、より低音が締まった解像度の高い音になったような気がします。電源系ばかりで信号系にケミコンがほとんどいないせいか、思ったほど高音キラキラ(UTSJ癖全開をちょっとだけ危惧していたのですが・・・)にはなりませんでした。どっちも未エージング状態でぱっと聴いた第一印象なのであまり参考にはならないかもですが。。。
まだ動作確認に音出ししただけなので、しばらくエージングしてみます。といっても実家のリビングルームのPCなのでそんな頻繁に音出さないんだよなぁw

苦労と試行

CMI8787-HG2PCIを買ってみました。
で、ハンダ付けに失敗し、オペアンプ周辺のプリントパターンを剥がしますたwww
しょうがないのでこの尊い犠牲者を次に活かすべく、テスター当てて回路を妄想してみますた。

ってか、ケミコンいっぱい載ってるけど、シールド内アナログ回路で使われている47uFx4発は音声信号回路っぽいけど、後のは全部電源系(デカップリング)じゃね?という結論にw

ちなみに使用ケミコン一覧
容量のでかい方から
C33 16V470uF 日ケミKZG
C1 16V220uF 日ケミKZH
C19,C23,C35,C38 50V47uF 日ケミKY4個
C70,C71,C72 50V22uF 日ケミKY3個
C2,C6,C7,C25,C28,C31,C32,C42,C63,C64,C65,C67,C68,C69 50V10uF 日ケミKY14個

素人知識で判別できる範囲では、まずC32,33は、付近にあるダイオードトランジスタで何らかの電源を生成してるのの平滑用っぽい。多分アナログ段の何処かに供給してる?出力段の回路??抵抗とかトランジスタとかある当たりに供給してるぽいけど保護回路かな???
その位置から一見音声回路の出力カップリングっぽく見えるC25,C28はオペアンプの電源平滑用、C25の+側がPCIバスの+12Vライン及びオペアンプのV+端子に接続、C25の-側とC28の+側がGNDに接続、C28の-側がPCIバスの-12Vライン及びオペアンプのV-端子に接続。カップリングだと思ってここにバイポーラのMUSE ESとかつけても全く無意味ですw但し電源平滑用だからといってOS-CONや固体高分子コンを接続すると、標準でチップコン(フィルム??セラミック??)がパラで接続されているため、発振する可能性も。。。あれ、逆だっけ?
C6もPCIバスの-12VとGNDに接続。C7はPCIバスの+5VとGNDに接続。この2本は単純に供給される電源のノイズ取り?にしては容量小さいような気もするけど・・・
C1,C42,C65は3端子レギュレータで生成された5VのラインとGNDに接続、DAC用電源っぽ。
C63,C68,C72PCIバスの+5VとGNDに接続、サウンドプロセッサ用っぽ。
C2,C64,C67,C69,C70,C71は3端子レギュレータで生成された3.3VのラインとGNDに接続、主にサウンドプロセッサ用?
C19,C23,C35,C38の各47uFはDACの出力カップリング。音に直接影響するのは特にこの4本と思われる。
C31は、、、DACのデカップリング???-側はGNDに接続してる。+側はVCOM端子。チップコンがパラで載ってる。
それにしても、、、ホントにこんだけコンデンサいるんか・・・?w?

続・HPF

悩むだけ悩んで多分替えませんとか書いておきながら、あっさり替えちゃいましたw
今度はELNA RFS(SILMIC II)の100uFです。αとかsupergoldとかARSAとかじゃなくて一番普通のSILMIC、、、だと思う。。。
しかも今回はなんと横浜市内で購入wアキバまで行かなくてもオーディオ用ケミコン売ってたよ(ちょっとビックリwww

カップリングコンデンサ容量1000uF 2.6Hz
カップリングコンデンサ容量470uF  5.6Hz
カップリングコンデンサ容量330uF  8.0Hz
カップリングコンデンサ容量220uF 12.1Hz
カップリングコンデンサ容量150uF 17.7Hz
カップリングコンデンサ容量100uF 26.5Hz <-今ココ

耐圧は25Vのまま。ケースサイズ10mm径x16mmなので元のスペースにぴったりはまってます。
このケースサイズ(訂正・ケースサイズによるものではなく、RoHS対応の現行版は全てこうなのだそう)のSILMICは金文字ではなく白文字のようで、茶色スリーブに白文字、いかにも汎用コンデンサ載ってますな外観になりました。個人的には結構好きですw
100uFまで容量を減らすと、ハイパスフィルタのカットオフが20Hzを上回り、低域が無くなりすぎることを危惧していたのですが杞憂でした。ちょっとすっきりしたかな?という程度で、エージングが進んだニチコンKWとそう大差無いぐらいの低音がハンダ付け直後から出ています。しかもニチコンKWではハンダ付け直後に有った高音のキンシャリ感が無い。これが巷でマイルドとかお上品とか言われるSILMICの音かー。。。って、これエージング進んで低音増えちゃったら元の木阿弥??www
まぁまたしばらく鳴らしてみます。
実は同じ店にMUSEも置いてあったのですが、SILMICにしたのは単に気分。というか、MUSE KZにしてもFineGoldにしてもネット上の評価では低音が出るタイプみたいだし今回の目的には合わない気がしたので・・・

というかこのカップリングコンデンサ、まぁ商品として企画した時に部品の入手性とかより多くのヘッドホンに対応するためとかユーザーによるカスタマイズへの配慮とかでノーマル25V470uFになったのでしょうが、ぶっちゃけ標準のゲイン2設定で鳴らす場合耐圧25Vもいらない気がする。。。
実際にうるさい系のソースをフルボリュームで鳴らしながらサーキットテスタ当ててみると測定値のピークが2.1〜2.3Vあたり、単純な電圧だけならマージン大目に見ても4Vあたりで足りちゃいそう。極性有りのケミコンの場合は2倍みたいなのをどっかのサイトで読んだ(ホントかどうかは知らん)のを考慮して基準で耐圧8V、耐圧高めの方が音は良いが2倍程度までにしておかないとエージングが全く進まなくなるみたいな話も別のサイトで読んだ(ホントかどうかは知らん)ので最大でも耐圧16Vぐらいにしておいたほうがホントはいいんじゃぁ、、、と思うとそんな耐圧でちょうど良さげな容量でかつ入手性もよく基板の元あったスペースに綺麗に収まりそうなケミコンなんて殆ど無い罠www

//カットオフ周波数の計算値はATH-A55の場合です。多分。