ヴィヴィオ用純正形状ストラット 減衰力データ

伸減衰力縮減衰力シェル径ロッド径伸減衰力縮減衰力シェル径ロッド径
GX-R,他純正 *16830451850204518
RX-SS純正 *112343451890304518
RX-R純正 *1132614518120604518
RX-RA純正 *1155764518141674518
STI SHOWA *22001004520150754520
KYB newSR *3*4127564518127564518
KYB SSR *4*52201004520175754520
KYB SSD *4*52201054520180904520
GAB SUPER(3段目) *61756513555
減衰力の単位は全てkgf、0.3m/s時
外径寸法の単位はmm
*1 整備解説書より
*2 STIパーツカタログより
*3 KYBに電話で聞きました
*4 算出値の小数点以下を四捨五入
*5 KYB webのスペック表より単位換算値
*6 ソースを確認できないため参考値
KYB newSRについて。
newSRはカタログを見ると、"ノーマル比伸び側125%縮み側115%程度の減衰力とする事で、不快なゴツゴツ感を可能な限り押さえたうえで、走安性を高めます"という売り文句で販売されています。
ヴィヴィオの場合純正4種の数値を見てもわかる通り、グレードによって大幅に減衰力の違うダンパーを採用しているのですが、newSRの適合は"RX-RA以外"となっています。
情報ソースを確認できないのですが、newSRでは他KYB製品との差別化のため、ノーマルより伸び側180%縮み側150%という数値が上限になっており、また車種によっては乗り心地確保等のために純正よりも柔らかいセッティングとする事もあるという話を以前どこかで聞いた事があり、これをノーマルでもっともやわらかいGX-R純正(NA車と共通)に適用すると今回表に記載した数値(後日電話にてKYBに聞いた数字に訂正済み)が算出されます。結果的にRX-SS純正とほぼ同じ数値になり、RX-R純正に比較して50〜95%程度とずいぶん柔らかいように感じられる結果になっていますが、実際の製品の減衰力もこの程度のような気がします。純正よりも柔らかい数値を設定する場合の下限については聞いたことも無いのですが、RX-RAの減衰設定に対してこのnewSRの設定が下限を下回る設定になっている為に適合が"RX-RA以外"となっていると考えれば一応納得はできます。
//ここからは数値を見ての妄想なので根拠はまったくありませんが、純正ストラットの供給元がKYBであり、RX-SSのデビュー時期や、純正にT-topのリア以外は一貫して3種しか減衰力設定が存在していなかった事を考えると、実はRX-SS専用サスペンションってnewSRをスバルの基準に適合するように耐久性やフリクションを改良した物なんじゃないかとか考えてみたり・・・やっぱ違うかな・・・

//後日電話で聞いてみました。推定値とはカナリ違う数字が帰ってきましたwなので訂正を・・・