iswebライトサービス終了に思う

10月にiswebライトのサービスが終了し、ブックマークの中にリンク切れurlを無駄に増やしてくれたことは記憶に新しいですが、今になって、"確かこの情報はあのサイトに・・・ぁ、ここもiswebかよw"ってパターンが何度か有りました。
最近では、mixiみんカラを始めとするSNSサービスや、このはてなアメブロ等のblogサービスが増加し、各種サポートツールがあるとはいえ原則HTMLを自分で作成しなくてはいけないレンタルwebスペースによるホームページサービスは確かに新規登録ユーザー数や既存ユーザーの更新頻度等、眼に見える数字の部分では利用者数が減少(=需要が減少したと判断できるデータ)があったのかもしれません。
でも、既に公開されていたホームページに掲載されていた情報のなかには、www上ではそこにしか無かった、というような情報も多く含まれていた事もまた事実で、そういった情報の中には、従来は口コミ以外では伝播することのなかったユーザーレベルでの車のチューニングノウハウに関する情報であったり、世代交代が進み消費の流れからは取り残されたPCパーツの情報であったり、その情報を有益と判断する特定の人間からするとこの上もなく貴重でかつ重要な情報であったりもするわけです。
確かにiswebライトの場合、広告掲載をユーザーに義務付け、その広告によって得られた収入でサービスの継続に必要な諸費用を賄うシステム上、ページビューの減少はスポンサーに対する説得材料に欠け、広告収入の減少に直結する重大な問題だったのかもしれません。が、それでもなお、多くのユーザーから預かった貴重なデータに関して、もう少し責任を持って欲しかったなぁ、と、そう思う次第です。
例えば、今回のようなサービスの完全終了ではなく、更新を停止しアーカイブとして閲覧のみが可能な状態で残しておくとか。。。ストレージ容量の確保・更新に必要な費用は確実に減少しているはずですし、現実にトラフィックの減少データがあるのであればそれに合わせたより低コストなシステムに更新すれば現状維持に必要となる費用よりは確実にコストを抑えられるはずですし。サービスを停止しなければ広告収入が完全にゼロになることはないでしょうから・・・
//個人的に、匿名性に薄く閉鎖的になりがちなSNSというシステム自体、実はあまり好きではなかったりします。。。どうせ駄文垂れ流すぐらいだしblogで十分かなぁ〜と、はてなに移行したのが、、、何年前だっけ?w