お題:私の夢、未来に向け想うこと

将来○○をしたい、といった具体的な形を伴う夢という物を持っていなかった。 元々パソコンをいじる事が好きで、将来は機械系か電気系のエンジニア、と言うよりは、やりたいと思った時にやりたい事に手を出せる、何でも屋のような物になりたいと、漠然と考えていた。
高校を卒業した時に、とりあえず手近な大学へ進学、とりあえず機械っぽい物を勉強しようとした。 そんな中、以前から興味は持っていたが、機会が無く手を出せずにいた自動車に、免許を取得した事をきっかけに直接関わるようになる。 このあたりから、将来の仕事に自動車という選択肢をまじめに考えるようになった。 何でも屋のような物になりたいという漠然さを残したまま。
色々と考えたが、自動車に関わる仕事の内、実際の車両をいじれる仕事をしようと思うと必要不可欠になる資格に突き当たる事になる。 その資格を最も確実に取得する手段が、自動車整備専門学校への入学だった。 他にも理由はあったが、結局一年で大学は辞めた。
今自分は専門学校で整備士資格を取得する為の勉強をしている。 この学校で二年間勉強をしている間に、自動車に関わるいくつかの仕事の形を知る事ができた。 漠然とした夢の形はいまだ漠然さを残したままだが、そんな中でもいくつか目標としうる形も見えた。 一つはメーカーの開発職、設計ではなく試験部門であれば、車をいじりつつ他の部分に手を出す機会もありそうだ。 もう一つは、同じ開発職でも、モータースポーツ関連企業の開発職、設計から試験まで様々な部分に手を出せそうだ。
夢の形として、何でも屋という漠然さはこの先も残しておきたいと考えている。 そのうち、「車ぐらいなら全部作れる」と言えるようになれたら面白そうだ。